パフォーマンスコンサルティング [能力開発]

未来の意味づけを肯定的にすることは、感情コントロールする上で大変有効と言えます。
肯定的な感情を未来に向けて持つことにより、現状の感情についても肯定的な意味づけが、自然に備わって行くことにもなります。

人は何故、未来の希望であり、夢に対して悲観的な感情を抱くのでしょうか?

それは、過去の自身の歩んできた経験結果に対し、これからの未来についても、重ね合わせた延長上にあると意識しているからに他ありません。
それは、あたかも過去から描き続きていた絵の続きを、未来に向けて影響を受けながら、描き続けているようなものです。
現時点と未来はつながっている訳でもないのに、人は固定概念という鎖で、過去からの意識の縛りを持ち続けていることになるのです。
本来、誰もがこの瞬間から、未来に向けて自由な思いを描くことができるのに、過去の自身の思いの延長でしか絵を描くことができない場合が良くあるのです。

なぜ未来に自身が理想とする思いを描けないのか?

[2つのポイント]
 1.勇気がないということ。
 2.過去からの延長思考であることが、楽だからということです。

新入社員の「気付きの喪失」回避

常に、新しい自分に変化する意識を持って行動できるかどうかは、成長するための鍵になります。

社会人になってビジネス活動を初めても、実際は、1つ1つ仕事を覚えて成長している過程なのに、そのことにあまり興味を示さない場合もあります。
これを、『気づきの喪失』と言えるでしょう。
この場合、「貢献感」、「成長実感」、「対人関係」の3つの要素の共有意識の確立が重要になります。

新入社員の成長過程の経験と、客観的な評価によって、新たな気づきにより適性の認識を高めていくことが必要です。
経験豊富な第三者からの見識、アドバイスも参考になる場合が多くあります。
適性は感覚的から、気づきによって実感し、自己認識レベルを高めていくことが理想です。

上司への期待は、役割を持って責任対応が求められます。