パフォーマンスコンサルティング[能力開発]
研修 内製化 / アウトソーシング

一体、どのようにすれば着実に効果的な研修が実施できるか分からない、というような悩みは多くの企業が抱えている切実な問題だと認識しています。
社内で内製化する場合、誰が担当で何を企画・実施するのか!
また、何を基準にいろいろ物事の詳細を決めていくのか!
アウトソーシングする場合、何を基準で研修プログラムを評価するのか!
また、アウトソース先は何を基準に選定すれば良いのか!

以下、想定される状況を知識としてインプットできれば、過去の社内研修の実績からより良い改善方向への行動指針を見定めることができる角度が上がります。
目的は、企業の事業目標につながる研修成果を目指すことです。

能力開発 想定される問題点 1

社内リソースによる内製化による研修企画・実施のケース。
目標達成、成長実感、問題・課題に対する対応能力等のパフォーマンス向上を目指しているが、現状 担当の仕事量に追われて時間の確保が難しく有効な研修方針を明確化できない。
研修を社内メンバーにまかせて実施しているが、研修方針が明確でないので、効果測定を客観的に計るのが難しく曖昧である。
また、研修担当は業務負荷の状況、またはカリキュラム内容により担当が変わっていくので、研修カリキュラムの実施に一貫性がなく、研修後のフィードバックからの傾向を見るデーターの信頼性が低く、発展性のある研修カリキュラムを構築できない。

【押さえるべき要点】
研修は目先の問題ではなく、企業成長の生命線ともいえる重要な取り組み事項でもあります。
人を育てることは、組織を成長させること、会社を発展させることを意味し共通の価値観になります

能力開発 想定される問題点 2

アウトソースによる研修実施のケース。
基本的な研修は実施したが、結果的に効果は不十分であった。
また、研修結果のフィードバックに対して、研修後 何をどのように育成・指導して行けばよいか方針が定まらない。
改めて、継続的な研修企画について方針検討の上、方向性を決めるべきだと認識しているが、適切な判断をするのに苦慮している。
また、似たような研修を、別のアウトソース先で受講したとしても、効果は期待できるか不安である。


【押さえるべき要点】
一般的に研修プログラムを提供している会社は、業務上の問題対応については、正しく考える道筋を教えるところまでは行っていない場合が多いのです。
業務上の問題・課題対応で重要なのは、起点となる事象からの初動アクション、セカンドアクション、サードアクションであることが多々あります。
考え方から想定される次の動きまでの、連続した研修指導(内容)は重要であり、また 実業務の問題解決への取り組みにも効果が発揮できます。


実は研修においては、ここが最も重要なポイントの1つになります。
何かビジネス上の事象が発生した時に研修成果として期待されることは、「研修 ⇒ 気づき(発見) ⇒ 考え方 ⇒ 意識 ⇒ 行動の変化」になります。
そして、もう1つ重要なことは、新たな「考え方」を身に付けることにより、発展的に事象に対する適応範囲が広がって行く効果が期待できるということです。
つまり、目指す研修の目的はビジネス上の正しい考え方を知り、研修の成果(種子)を自己の中に持ち、連続して行動し結果を出し続ける(育てる)ことなのです。